群馬県邑楽郡大泉町の《天徳山 宝寿院》は歴史ある境内のたたずまいがとても魅力的な寺院です。

 

いぼとり庚申

 

庚申信仰の歴史

庚申信仰の歴史
 
 帝釈天の使者「青面金剛明王」(庚申さま)
 庚申信仰は、帝釈天の使者である青面金剛明王を祀る信仰として、平安時代以後、貴族や一般民衆に広まり、江戸時代になると全国各地で盛んに行われるようになりました。
 庚申講の夜は庚申待ちと言って、寝ずに夜を明かしました。これは、寝てしまうと三尸(さんし)という三匹の虫が体内から抜け出して、日頃の自分の罪過を天帝(帝釈天)に報告されてしまうと言われたからですが、娯楽的な要素もあったようです。しかし今日では、こうした信仰は全国的にほとんど行われなくなってしまいました。
そのような中、当地寄木戸の庚申講は、戦後、庚申待ちこそなくなりましたが、絶えることなく今日まで受け継がれ、毎年旧暦十月十六日の満月の夜に行われ続けています。(平成23年から直近の土曜日に変更)
 

いぼとり庚申の由来

いぼとり庚申の由来
 

 寄木戸の庚申堂は、不動堂・毘沙門堂とならぶ宝寿院の仏堂の一つで、本尊の青面金剛明王は、今から約300年前の享保3(1718)年に造立された立派な石仏です。また、現在のお堂は、約120年前の明治31(1898)年に建立されたもので、庚申待ちのための拝殿を兼ねた建屋を備えています。

御利益は、当初、五穀豊穣村内安全などでしたが、後には、家内安全商売繁盛子孫長久悪疫退散などへと広がりました。
また、ここの庚申さまは、願を掛けるとイボが取れるという不思議な御利益があることで知られおり、遠方からお詣りにくる方もいます。
作法は、まず庚申さまにお詣りをして、お堂にある砂を茶碗一杯ほど頂いて帰り、その砂でイボの箇所を軽くさするだけです。これを一週間ほど続けると、その後徐々にイボが小さくなり、やがて消えてなくなると言われています。(お詣りしただけで取れたという人もいます)
 
願いが叶ったらお礼詣りをしますが、その際には、持ち帰った分の倍量のきれいな砂をお返しするしきたりになっています。
近年では、イボが取れるならと、癌が治る御利益を期待してお詣りする方もいるようです。
なお、この庚申堂は大泉かるた「願い叶える いぼとり庚申」と読まれています。
 

庚申堂と石造青面金剛尊

庚申堂と石造青面金剛尊
 
 
 

交通アクセス

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群馬県邑楽郡大泉町寄木戸443番地

天徳山 宝寿院
〒370-0535
群馬県邑楽郡大泉町大字寄木戸
1114
TEL.0276-62-5739
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曹洞宗 寺院
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054302
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